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2015年9月13日 (日)

友がいてよかった・・・渓流釣行2015年9月編

2015年渓流シーズンも、残すところあと少し。つい先日、腰痛を発症。それは約1週間を経て、順調に回復。鞄には念のためコルセットと薬を入れ、ノンさんとともに福井県のいつもの川へ向かいました。

未明、現地到着の1本beerを空け、満天の星空をしばし眺めると、そのまま眠りに。そして目覚めた僕は、今までにない経験をしたのです。

ここからは、その経験を、僕自身が覚えている範囲内で記していきます。自分自身の記録と教訓、そして、日常生活の中でさえ起こりうる危険への、皆さんへの忠告の意味もこめて綴っていきますので、長文ですが最後まで読んでいただきたく思っています。

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眠りから覚めた僕は、スナックパンとカフェ・ラテで朝食を摂り、ノンさんと話しながら竿の準備を済ませた。そしていつものように、景気付けの1本を乾杯。9時を回ると師匠が到着する予定なので、それまで時間つぶしにカメラを持ち出し、朝の渓谷をかるく撮り始めた。その時・・・

Dsa_4620 「ノンさん、えらいこっちゃで」

入渓ポイントには、ドロドロの濁流が。

「あれぇ?さっきまでこんな事なかったのに・・・」

信じられないというような表情のノンさん。上流を見に行く事にした僕らは、それこそ時間つぶしにカメラを握り締めて歩き出した。まだ釣りは出来そうにないが、7月に来たときもすぐに濁りが取れたことから、夕方は勝負をかけようと話した。

15分~30分? 歩いた時間ははっきりわからないが、突然顔の下半分がかゆくなる。剃刀負け? いや、肌の弱い僕は、髭を剃ったあとは必ず薬を塗る。しかし、かゆみはすぐに全身まで広がった。

「毛虫か何かにやられたんかな?」

「かもしれんな」

車には虫さされの薬も置いてあるので、そろそろ師匠も到着するだろうと、折り返すことにした。

川を見ながら歩いていくと・・・

「こにちゃん、濁り取れてきたわ。釣りできそうやわ」

ノンさんの言葉が、なぜか遠のいていく。

「ノンさん・・・」

「何か、しんどうなってきた。ちょっと休憩するわ」

そう言って僕は道端、アスファルトの上に座り込み、カメラを置くと・・・そのまま仰向けに寝転がった。頭がボーっとしてきた。胸が少し苦しい。

「車、取って来ようか?」

「いや、ちょっと休憩したら・・・」

危険を察知したのか、ノンさんは僕に声を出させるよう、何度も話しかける。

「指、順番に動かしてみ」

「動く・・・」

しかし、目の前のものが全て薄墨で描いたように見える。

「車、取ってくるから」

それからしばらく、意識はなかったのかもしれない。車の音がして、目を開けた。もう1人誰かがいるようだ。師匠だろう。そしてきっと、2人で抱きかかえるように僕を車に乗せてくれたのだろう。

「トイレ行きたい・・・」

鳩ヶ湯の前にあるトイレを要求した僕。車を停めてくれたものの、降りるとそのまま倒れこんだのだろう。ノンさんと師匠の声、薄墨の水墨画のような風景、トイレなど、行ける訳がない。再び車に乗せられ、山を下る。携帯電話は通じない。

「師匠、ケータイつながるトコに行ったら、すぐに救急車呼んで」

朦朧とする意識の中で、かすかに聞こえた。

やがて車は停まった。勝原の駅前だろう。

「来た」

どちらかが叫んだ。そしてサイレンが聞こえてきた。

「助かったのかな?・・・」

少しだけ安堵感を覚えた。そして、隊員の服の色が・・・識別できた。僕は担架に乗せられ、ゆっくりと救急車に乗せられた。師匠が付き添い、ノンさんは車で追いかけてきているらしい。

アナフィラキシー・ショックの疑いのある患者さんを搬送します」

・・・アナフィラキシー・ショック?症候群?・・・アナフィラキシーて何や???

聞き慣れない病名だ。

「脈拍90、血圧60,40・・・」

確かこう聞こえた気がする。

「俺、ヤバイのか?」

不安が頭をよぎる。

勝山、福井・・・様々な病院の名前が飛び交うのはわかる。最後に「大野」と聞こえた。

「大野って遠いのか?」

いや、僕らが釣りをするのは大野市漁協の管轄で、今現在は大野市内にいるはずだ。それなのに大野がどこなのかもわかっていなかった。

「着きますよ」

どんな病院かもわからないが、福井弁なまりの穏やかな話し方の医師が迎えてくれた。

「これで助かった・・・」

処置室に運ばれたのだろう。医師と数名の看護師、そして友人2人の顔が見えた。

点滴を打つ。体温33度。身体は熱く感じるのに、初めて聞くような体温。全身が震える。・・・ひとつ思い出した。

「トイレに行きたい」

「トイレは無理ですよぉ」

そう言って、オムツを履かされた。全くその通り、意識ははっきりしたものの、動ける状態ではないから・・・

医師は左足の発疹を気にされていた。僕は目覚めのそのままの格好で、靴下を履いていなかった。きっと左足を虫に刺されたのだろうと言われた。

刺された痕は見当たらない。が、以前、毛虫に刺されて発疹した記憶がある。これなのかもしれない。一度体内に入った毒が再び入る事で、免疫が過剰に作用したのだろう。アナフィラキシーとは、そのようなアレルギー反応だそうだ。

ノンさんが僕の家に電話をしてくれた。そして僕が落ち着いた事を確認して、師匠とともに山に置き去りにしてきた師匠の車を取りに行った。そのまま僕は眠りについた。

再び2人の声が聞こえると、目覚めた僕は、もうはっきり話すことが出来ているようだ。点滴が終わると、入院も必要なく、そのまま京都へ帰るよう指示された。ただし、運転はせず、安静にしたまま帰るようにと。

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アレルギーの危険はどこにでも存在するようで、食物からの反応は特に多く報告されているようです。今回、僕の場合は普段から口にしているものばかり飲み食いしているので、食物からの反応ではなく、やはり何らかの外的要因だったのでしょう。

しかし、もしこれが単独釣行だったなら・・・助けてくれる人はいませんし、携帯電話も通じない。

また、川が濁ったのも幸いで、あのまま釣りを始めていたら・・・

あとから考えると、本当にゾッとします。

そのほか、保険証や薬を携帯していた事は、医師にとって迅速な対応につながり、あらためてこれらの重要性を感じました。

そして何より・・・持つべきものは友ですね。倒れこんだ僕を見て、2人はきっと平常心ではいられなかっただろうと思います。しかし、そんな状況下でも冷静な判断で救急車に乗り込むまでを対応してくれたり、救急隊員や医師に経過をしっかり伝えてくれた事、これがなかったら、僕はどうなっていたかわかりません。本当に心から感謝し、思い返すたびに目頭が熱くなるのです。

今回のこれを読んでくださった皆さん、恐怖は日常生活の中にも潜んでいます。過敏になる必要はないですが、何かの時には迅速な対応ができるよう、様々な知識を身につけてください。

一方、僕は・・・少しだるさが残り、食欲はあるのですが、食べられる量が少なめで経過しています。もう少しすれば、完全に回復できるでしょう。

長文でしたが、読んでいただき、ありがとうございました。

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友がいてよかった・・・渓流釣行2015年9月編を参照しているブログ:

コメント

そんなことが❗無事で良かったです✨
蜂に刺されるとよく起きると聞きますが毛虫でも起きるんですね(´д`|||)

におうまるさん、こんばんは!

実際のところ、医師にも原因は特定できなかったようです。
あくまでも憶測ですが、刺された痕がないので毛虫だろうと・・・

とうとう僕も、1歩手前を経験してしまいました。。。

なんと、大変でしたね。でも、ご無事で何より。撮影にしろ、釣りにしろ、何が起こるかわかりませんね。私も気をつけたいと思います。

fukufukuさん、こんばんは!

ありがとうございます。
脅威ってどこに潜んでるのかわかりません。
気をつけるって言っても難しいことだと思うけど、常に意識だけは持ち続けないといけませんね。

そんな大変なことに・・・あわれていたとはdownwardright知りませんでした。久しぶりにPC開いてビックリでした。しかし、無事で何よりでしたね。本当に友がいて良かったheartです。あまり奥さまに心配かけぬようにねっconfident

としぶーさん、こんばんは!

びっくりさせてしまいましたね(苦笑)
今後、釣りに行く事は・・・相棒さんにとって大きな心配事になるでしょう。
だからこそ、自分を知り、何があっても対処できるよう、備えたいと思います。
そして、「今度誰かに何かあれば、助けてあげるようにね」とも言われました。
優しき友人たち・・・みんな大切な宝です。

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